どんな医師になりたいと思い、医師を目指しましたか?
私は元々、病院薬剤師としてがん患者さんと関わっておりました。その中で、医療は、患者さんやご家族の幸せを支える手段の一つではないかと感じるようになりました。
自宅で療養したくてもマンパワーの欠如や理解不足、社会的困難さなど様々な要因で家に帰れない方と関わってきたことがきっかけとなり、今は在宅医を目指しています。
実際にどんな研修をされていますか
導入期の研修は少人数の患者さんとしっかり関わることを大切に、分からないことがあればその都度、指導医に質問出来たり、自分で調べる時間的な余裕があり、学びの質がとても高いです。
自分でプランを立て、指導医のフィードバックをいただきながら、主体的に患者さん・ご家族と関われることに、とてもやりがいを感じています。
高齢者の患者さんが多い病院なので、複合的な要因が患者さんの生活や生きがいにどんな影響を与えているのか、考えながら研修を行っています。
自分の将来のビジョンをどのように描いておられますか
妻は松江市で美容師をしています。妻は地域の居場所になるような、人と人がつながれる美容室を作りたい、という思いがあります。
「〝びよういん″をささえる〝びょういん″」をキャッチコピーに
松江生協病院と連携しながら、松江圏域で「地域の居場所×在宅医療」を実践したいと思います。